調理師科(調理師資格取得)<昼1年制・80名>

卒業した瞬間から、プロとしてのスタートです。

調理師科

基本的な調理技術のほか、食品や栄養、衛生に関する知識を身につけ、調理師資格の取得をめざします。

一日も早く調理の現場で働きたいという人のために、調理の基本と専門技術、衛生管理(洗浄・消毒・清掃)と専門知識などを習得し、豊かな感性や美的感覚を磨きます。調理師資格取得に必要なカリキュラム以外に、素材選びやメニューづくりなどをトータルで体験する実習など本校独自の科目も取り入れ、内容の濃い一年間のカリキュラムの中でプロとしての技術と自覚を養い、社会性やコミュニケーションスキルをも身につけていきます。

イメージ

イメージ

イメージ

イメージ

本科の特長

5ジャンルを総合的に学べるカリキュラム

調理の世界で通用する基本的な調理技術

日本料理、西洋料理、中国料理、製菓、集団調理までトータルで学べることが本校の特長。西洋料理に日本料理の盛り付けの美しさを、日本料理に西洋のテイストを、現在はジャンルにとらわれない料理も人気を博しています。現場に出てからでは習うことが出来ない他ジャンルの料理の基礎を習得する事により、応用力や幅広い技術が身に付きます。各種の料理を体験してから、自分の将来の方向性を決めることが出来ます。

洋菓子・和菓子が習得できる製菓の授業

洋菓子・和菓子が習得できる製菓の授業

本校の製菓実習は、料理も学びながら製菓も学ぶという特徴を生かし、洋菓子・和菓子共に、料理とのバランスを考えた一品を作れるような、調理師専門学校だからこそ学べる内容にて行っていきます。洋菓子実習ではケーキのスポンジやタルト生地、メレンゲや生クリームの立て方や絞り方等を学びます。和菓子実習では生地の焼き方、餡の漉し方等を学びます。卒業後にはパティシエや和菓子職人、喫茶などで活躍している卒業生の方も数多くいます。

さらに技術を磨くための授業の復習や特別授業

さらに技術を磨くための特別授業

一年間という短い期間の中で、より多くの経験を重ね、深く学べるように、土曜日や夏休み中にも授業の復習(包丁の研ぎ方、食材の基本的な切り方など)や 各料理の特別実習を実施しています。また、11月上旬の聖栄調理祭に合わせて、9月末より仕込みや料理作品展示のための準備も行います。

>>さらに詳しく

調理師に必要な基本的な知識習得

調理の世界で通用する基本的な調理技術

調理師に必要なのは、調理の技術だけではありません。
人が生きていく上で必要な「栄養学」の知識や、近年ニュースをにぎわしているさまざまな病原菌など衛生上の知識、日本と海外の食文化の違いなどを学びながら、食のスペシャリストとして不可欠な幅広い知識や見識を身につけます。

主な科目紹介

食生活と健康

教科書

健康の保持・増進に寄与する食生活の重要性を認識し、我が国の健康の現状とともに、調理師法、健康増進法及び食育基本法などの健康づくりや食生活の向上に関する法規や関連する対策及び活動について理解する事を通して、調理師が果たすべき役割を理解する。

食品と栄養の特性

食品衛生学実験

食品の成分や特徴、食品の加工や貯蔵の方法、生産や流通の仕組みとともに、エネルギーや栄養素の体内での働きに関する知識を習得する。また、食品、栄養と健康の関わりを理解し、健康の保持・増進を担う調理師としての自覚を養う。

食品の安全と衛生

食品の安全の重要性を認識し、飲食による危害の原因とその予防に関する知識や技術を習得するとともに、食品衛生に関する法規及び対策の目的や内容を理解し、食品衛生の管理を担う調理師としての自覚を養う。

調理理論と食文化概論

調理の原理について、栄養面、安全面、嗜好面(おいしさ)等から、科学的に理解するとともに、調理に使う食材の特徴、調理の基本操作、調理の目的や規模に応じた調理器具・設備等に関する知識を習得する。食文化の成り立ち、日本と世界の食文化及びその料理の特性を理解し、食文化の継承を担う調理師としての自覚を養う。

調理実習

包丁

調理師としての基本的な態度を身につけ、調理師の業務について、調理技術の習熟度による業務内容の分担や役割を理解する。調理の基本技術を反復することにより習得する事で、その重要性と必要性を理解する。調理機器・器具の取扱い、食材の扱いと下処理、調理操作、調味、盛り付け等の調理課程全体の基本技術を習得するとともに各種料理の特性を、調理を通して理解する。

総合調理実習

衛生管理、献立・調理、食事環境、接遇等を総合的に学ぶことにより、調理師の業務全体を理解する。集団調理の基本技術を習得するとともに、食品、栄養と健康の関わりについて、調理を通して食事に調整する意義を理解する。

カリキュラム

教育内容科目名授業時間数担当教員
食生活と健康
(90時間)
食生活論 30時間 阿左美章治
  食育と健康 30時間 田中広美
  公衆衛生学 30時間 星野浩子
食品と栄養の特性
(150時間)
食品学総論 30時間 荒木裕子
  食品学各論Ⅰ(動物性食品) 30時間 荒木裕子
  食品学各論Ⅱ(植物性食品) 30時間 筒井知己
  栄養学 60時間 阿左美章治
田中広美
食品の安全と衛生
(150時間)
食品衛生の基本 60時間 稲葉永治
  食中毒予防対策 60時間 稲葉永治
  食品衛生学実験 30時間 山本直子
教育内容科目名授業時間数担当教員
調理理論と食文化概論
(180時間)
調理学 60時間 野口栄
村上匡
山田誠一
  食文化概論 30時間 荒木裕子
  応用調理学 30時間 野口栄
村上匡
吉田光一
山田誠一
  調理実務 60時間 野口栄
村上匡
山田誠一
調理実習
(300時間)
基礎調理実習 30時間

野口栄
村上匡
山田誠一

  日本料理実習 90時間 野口栄
  西洋料理実習 90時間 村上匡
吉田光一
  中国料理実習 90時間 山田誠一
総合調理実習
(90時間)
サービスマナー実習 30時間 中冨貴仁
  集団調理実習 30時間

野口栄
村上匡
山田誠一

  総合実習 30時間 中冨貴仁
野口栄
村上匡
山田誠一

前期時間割例

  AM PM
1
(9:00~10:30)
2
(10:40~12:10)
3
(13:00~14:30)
4
(14:40~16:10)
MON 調理実習 食生活論 調理学
TUE 調理実習 調理学 食品衛生の基本
WED 基礎調理実習 集団調理実習 食中毒予防対策 公衆衛生学
THU 食品学総論 食品衛生の基本 サービスマナー実習 食文化概論
FRI 調理実務 栄養学 調理実習
SAT        

ある日のスケジュール

TOP